突然ですが、SNSは使っていますか?
友人の近況報告を見るためにやっている人、あるいはビジネスで使用している人など用途はさまざまだと思う
今回はその中でも特に「ビジネス向けのSNS」について考えてみたい
目的と媒体はあっているか
SNSと単に言っても、種類はたくさんある
今回はその中でも「Instagram」、「Twitter」、「Youtube」、「TikTok」を中心に考えていきたい
ビジネスを行う上でSNSは必要不可欠なツールになりつつある
今やSNSを使っていない企業は世間にすら知られないと言っても過言ではなくなってきている
ただどのような目的でSNSを使うのかによって、どの媒体を使った方が効果的なのか変わってくる
ここまで考えてSNSを使っている企業はどれほどあるだろうか
この”目的”と”媒体”がうまく合致していないと、SNSを使っていても意味がないとまでは言わないが、効果は極めて低いと言える
では、目的と媒体はどのように使い分ければ良いのか
これを語るには各SNSの「特徴」を理解しておく必要がある
どのような人に投稿を表示するのか、そもそも投稿はどのような種類(タグ)に分類されるのかなど、SNS上で投稿を拡散させる方法は各SNSで違うのである
では具体的に各SNSの特徴を見ていこう
各SNSの特徴
それではまず「TikTok」から見ていこう
各SNS次の
- 視聴態度
- 特徴
- ユーザーの目的
- メインフィード
- フォーマット
- 拡散性
- 競合環境
- 工数
- 平均エンゲージメント
で比較する
TikTok
- 視聴態度:受動的
- 特徴:AIによるコンテンツパーソナライズ
- ユーザーの目的:自身のコンテンツ拡散、パーソナライズ動画の視聴
- メインフィード:レコメンド
- フォーマット:短尺動画
- 拡散性:一斉シェア不可、シェアせずとも「おすすめ」で拡散
- 競合環境:運用アカウントが少ない
- 工数:映像の制作が必要だが容易
- 平均エンゲージメント:10%〜∞
Youtube
- 視聴態度:能動的
- 特徴:世界最大の動画プラットフォーム
- ユーザーの目的:動画コンテンツの視聴
- メインフィード:チャンネル登録、レコメンド
- フォーマット:長尺動画
- 拡散性:一斉シェア不可、チャンネル登録者数獲得コストが必要
- 競合環境:さまざまな企業が運用
- 工数:映像制作が必要
- 平均エンゲージメント:25〜35%
- 視聴態度:能動的
- 特徴:ビジュアルコミュニケーション重視
- ユーザーの目的:友人・芸能人の投稿チェック、日常の発信
- メインフィード:フォローしているコンテンツ
- フォーマット:静止画、動画
- 拡散性:一斉シェア不可、フォロワー獲得コストが必要
- 競合環境:さまざまな企業が運用
- 工数:写真加工や動画制作が必要
- 平均エンゲージメント:5〜20%
- 視聴態度:能動的
- 特徴:140文字で気軽に短文投稿
- ユーザーの目的:つぶやき、リアルタイム情報収集
- メインフィード:フォローしているコンテンツ
- フォーマット:テキスト、動画、静止画
- 拡散性:シェア可能、フォローワー獲得コストが必要
- 競合環境さまざまな企業が運用
- 工数:テキストだけでも運用可能
- 平均エンゲージメント:10〜20%
各項目での特徴は上に記載の通りである
少し見にくいので表にまとめて比較してみた
画像が小さいのでアップして見てください!
各SNSにはこんな特徴があるわけです
それを踏まえて、それぞれの目的にはどのSNS媒体を使えばいいかを考えよう
段階とSNS
SNSを活用する場合において、顧客になりうる人への目的の段階は「認知段階」、「興味段階」、「獲得段階」、「管理段階」に分けられる
ではそれぞれの段階ではどのSNSを使えばよいか
上の図を参考に考えると、
- 認知:Twitter、Instagram、TikTok
- 興味:YouTube
- 獲得:なし
- 管理:Instagram
が良いだろう
「認知段階」でのゴールは興味を持たせることである
これに適する媒体はほぼすべてのSNSと言っても良い
ただ工数を考えると、Youtubeは少し重い
次の「興味」の段階に入ると、内容の理解や実際に申し込みを獲得する段階になる
ここでは興味を持ってもらった人により事業を知ってもらうことが重要であるため、長尺動画がメインのYoutubeが一番適している
SNSではないが、ブログも良いツールだろう
そして「獲得」の段階では実際に決済を行なってもらうことが必要である
ここはSNSでは難しいため、申し込みのフォームを別途用意する必要がある
最後に「管理」の段階ではリスト化することや忘れさせないことが重要になってくる
そうなるとInstagramが一番適している
また最近は公式LINEなどに登録してもらうことも有効手段の一つになっている
まとめ:各SNSをうまく活用しよう
ここまで各SNSの特徴と各段階で使用するSNS媒体について考えてきた
いかに効率的にアプローチして、顧客を獲得するかは用いるSNS媒体が正しいかに大きく影響を受ける
しっかりと段階を分けたSNS活用を心がけよう!